3年ほど前に登山をはじめてから、休日、晴れであれば、ほぼほぼ登山をしています。
何故山に登るのか?
肉体定に頑張って登った後の頂上から眺める広大な風景。
自分の足で登っていかなければ見られない絶景。
この魅力にすっかりはまりました。
ここ最近、ふと気が付いた事があります。
なぜ登山した後のビールは劇的に美味しく感じるのか?笑
先日、日帰りで初めて岩手山に登りました。
YAMAPソフトでの消費カロリーは2665kcal。
私(54歳、おじさん)が1日に必要なカロリー(2600kca)と同じカロリーを消費した事になります。
登山という活動で、体内の脂肪や毒素をエネルギーに変えて消費しながら、木や山野草が光合成によって生成する新鮮な酸素を直接吸い込む事で、効率良くデトックス出来る為、登山後のビールが劇的に美味しく感じるのだと自己分析しています。
ここで、改めて、小学校で習った植物による「光合成」に意識が向いた訳です。
その前に、今年は例年以上に夏の暑い日が続き、それでも山に行きたいので登山をするのですが、正に汗が滝のように出て、前進ビショ濡れ。
もう暑さは勘弁してくれよといいながらまた登る。笑
そんな中、明らかに昨年より暑い期間が長いことに気が付きます。
「地球温暖化」の文字が脳裏に浮かび、少し危機感を感じる訳です。
登山の後、温泉に入っている時に思いました。
地球温暖化対策で、太陽光発電や風力発電が「二酸化炭素を出さない」ということで世の中脚光を浴びていますアが、「ちょっと待てよ」と。
二酸化炭素排出抑制も大切なのだが、そもそも「多くなっている二酸化炭素」を削減するには、削減させる方法にも注力すべきなのではないのか。
私が生まれてからも科学は劇的な進化をし続けていますが、今だ植物が行う光合成(二酸化炭素を吸収し、炭素を体に固定し、酸素を排出する行為)は、人工的にできません。
最先端の宇宙技術で、宇宙船の酸素、二酸化炭素の処理は?
●酸素の供給はどのようにしておこなっているのですか
最先端の軍事技術で、原子力潜水艦の酸素、二酸化炭素の処理は?
●潜水艦での酸素発生の仕組みは電気分解?
今日、地元紙で下記記事が掲載されていました。
地味な取り組みに見えますが、海藻植物による二酸化炭素の固定。有意義な一歩だと感じました。
光合成を行い二酸化炭素を吸収固定してくれる植物で、植物が存在しない砂漠などを緑化する。
緑化事業にかかる経費を賄いたい場合は、二酸化炭素排出権制度や取引市場を成熟させそこから調達する。
そんな取組が必要なのではないかと、山を登りながら考える今日この頃でした。