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YAMAPの目指す先

ポキャストを眺めていたら、ふと「ヤマップの挑戦」という文字が目に留まりました。
2年ほど前から登山にハマっていて、当初から登山アプリ「YAMAP」をダウンロードして使っています。
基本ニックネームを使い登山ルートや写真をアップします。そこで出会った名も知らない人と、コメントのやりとりをしたり、偶然ばったり登山中に出会ったりと、一度使ったらやめられないアプリです。

個人的にホリエモンはあまり好きではないのですが、良く使っているアプリの創業者:春山慶彦(今日まで知りませんでした)という人の話が聞けるようなので、聞き捨てるつもりで聞きました。
春山さん、終始穏やかな口調で、ホリエモンの発言を一つ一つ丁寧に肯定しながら、YAMAPを作った時のきっかけ、志、これからの方向性を、はっきり、きっちり、自分の言葉で語っていました。
穏やかな中にも、強い志とビジョンを感じました。

以下、興味をもったコメントをまとめます。
今活動している松園リボーンプロジェクト研究会での自然の多い松園住宅団地の再生につながるものを感じました。

【急成長のベンチャー企業ヤマップの挑戦】


創業者 春山慶彦
・創業のきっかけは311。ビジネスでインパクトを起こさないと自分の人生に悔いが残る。30歳。社会のせい、大人のせいに出来ない。ポジティブな事を社会に届けたい。
・日本社会の課題>体を使っていない事。体を使う農業、林業、水産業>一次産業就労人口20万人と少ない。体を動かす産業従事者が減っているのは「もったいない」。一次産業への参入はハードル(抵抗?)が高い。登山、アウトドアだったら都市と自然を繋ぐ。都会に居る人達が自分の身近にある山や自然を楽しむ回路を作れるんじゃないか。
・登山人口50代以上6割超えている。
・国内登山人口650万人の半数以上がヤマップをダウンロードしている。
・コミニティー機能を入れている。>開始当時はコミニティーの大切さに気づいていなかった。>運営者だけが楽しいだけでは社会に広がらない。運営者、登山者と一緒に山の楽しみを広げる。安全の情報を充実させる。>世の中に登山の楽しみが広がるのではと。
・機能を盛りだくさんにし過ぎず、必要最低限に抑える。ニッチな故に熱量が高い。
・最初の自然体験が大切。きっかけ。
・(ホリエ)沢登りを始めたきっかけ>サバゲー友達から「沢登り、とにかくいい」「マジで?」「明日朝行きましょー」>「なるほど、楽しーな、これ」
・忙しいビジネスマンほど登山はクリエイティブに効く。
・(ホリエ)snsで仕事が出来るようになった。人と会うのは東京がいい。人と会わないで仕事するなら田舎がいい。ホテルでも仕事出来る。
・始めは誰かに連れて行ってもらわないと。>このハードルはある。
・幼少期に自然経験がある人は自然に戻りやすい。幼少期、都会で育つ、自然での遊びという選択肢が全く無い子>もったいない。
・子供の時に「少人数」でガイドさんと登山やキャンプをすると凄く楽しい。先生が大人数で連れて行く>つまらない。
・(ホリエ)問題解決の情報沢山ある。検索するギアもある。それを使って問題解決する能力が無い。それを教える学校が必要。
・コロナ>全てを外に開いて行く。>働く場所、高層ビルではなく自然の中。学びも教室の中ではなく自然の中。
・答え、あっても溢れているだけ。>答えを集めていかに自分のユニークさを作るか。>問いを見つける場が「自然」
・自然教育、もっともっとやりたい。
・悩んだ時、疲れた時、自然の中で体を動かす。実際歩くと本当にスッキリする。その後、風呂、サウナに入る>一回体がリセットされる感覚になる。次の日、体には少し疲れは残るがメチャクチャ頭がクリアになる。
・クリエイティブな仕事をしている人、自然経験が豊富。